MBSテレビ「よしもと新喜劇NEXT~小籔千豊には怒られたくない~」(水曜深夜2時30分=関西ローカル)で、10日は「座員がもしNSC講師を頼まれたら」が放送される。8日、同局が発表した。

入団39年目の帯谷孝史(70)、20年目の今別府直之(48)と、4年目の新井崇史(27)の3人が、NSC(吉本総合芸能学院)で講師になった場合、きちんと務めることができるかを検証する。

3人へは、広報の動画撮影と偽って特別講師の仕事を依頼。吉本新喜劇座長の小籔千豊(47)すっちー(49)川畑泰史(53)、ゲストの霜降り明星が、3人とともにVTRを見ながらダメ出しをしていく。

普段からNSCの講師を務める川畑の特別授業を手本に3人を比較。授業内容は「これから芸人人生が始まる後輩へ座学30分」「生徒からの質疑応答15分」の45分。川畑の授業に、霜降り明星せいや(28)は「これはいいですね」とうなずく。

帯谷は座学が始まるとすぐに「新喜劇の給料安いぞ」と自分の給料を明かす。さらに、ピン芸人を目指す生徒に対して「ピンはやめとけ。稼いで月5万や」と、給料の話ばかりをする。

今別府は「とにかく大きな声をだすこと」と笑いをとる技を伝授。自前の小道具を使ったネタも披露する。

新井がドアを開けて教室に入る瞬間を見て、小籔が「イキってんな~」とコメント。自分の実績を自信満々に語る姿に、せいやは「話が入ってこうへん」と頭を抱える。

質疑応答では、4人の講師それぞれに生徒から同じ質問をして、どのような違いが出るかを検証。「笑いのメカニズムとは何ですか」という質問に対する新井の回答に、小籔は「中身空っぽ」とダメ出しする。