TOKIO長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)第8話が12日放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・3%だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・5%、第2話は9・7%、第3話は8・9%、第4話は8・2%、第5話は9・7%、第6話は8・5%、第7話は9・3%だった。

同作は、長瀬演じるピークの過ぎたレスラー、観山寿一が、死期の迫った「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)のヘルパー(戸田恵梨香)と、家族を巻き込んで遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる異色のホームドラマ。

第8話で、ついに、さくら(戸田恵梨香)へ自分の気持ちを告白した寿一(長瀬智也)だったが、まだそのことを家族に話すわけにはいかず、2人は何事もないかのように振る舞っていた。そんな中、突然寿三郎(西田敏行)が「終活をする」と言い出した。自分が「要支援2」だと思っている寿三郎は、今のうちに遺産相続について書き記しておこうと言うのだ。「さくらへ贈与する」と寿三郎は言うが、それを聞いたさくらはキッパリと断ってしまった。

日は変わり、寿一は寿三郎から新しい演目の稽古をするように告げられた。同時にスーパー世阿弥マシンの新しい対戦相手が決まり、寿一は能とプロレスを同時進行で稽古していくことになった。そんなある日、寿限無(桐谷健太)との稽古中によろけてしまい、寿一は病院へ向かった。診察の結果、とあることがきっかけとなりアキレス腱(けん)を断裂。2週間の車椅子生活を余儀なくされた。そして、観山家に“車椅子の親子が2人”という生活がスタートした。