1月時点で興行収入365億5000万円と、日本の歴代最高興収記録を更新したアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)が、最優秀アニメーション作品賞を受賞した。話題賞の作品賞と、梶浦由記、椎名豪両氏の最優秀音楽賞と合わせて3冠を獲得した。

企画のアニプレックス岩上敦宏代表取締役は「話題賞というのは、エンターテインメントに関わる者としては、本当にうれしい賞だなとそう思っております。アニメは、本当に多くの方々で作ってますので、私が代表してここで受け取らせていただいていますけれども、鬼滅の刃のこの1年間を振り返ると、受け取った私が言うのも変かもしれませんけど、話題賞にふさわしい作品だったんじゃないかなとそう思っております」と語った。

そして「無限列車編は、多くの方にご覧いただけましたし、吾垰呼世晴先生の漫画も週刊少年ジャンプで堂々完結し、コミックスも大ヒットし、様々な商品化や企業コラボとかでですね、日本中のファンの皆さんを楽しませてくれた、そんな作品じゃないかなと思っております。この素晴らしい作品に、われわれは、アニメ製作チームとしては、これからも取り組んでいきたいと思っております」と語った。

2月14日には、劇場版を含めた「竈門炭治郎 立志編」に続くシリーズ「遊郭編」のテレビアニメ化が発表されている。岩上氏は「(制作スタジオの)ufotableでは、無限列車編の続編を絶賛制作中ではありますので、これからも鬼滅の刃ファンのみなさんに楽しんでいただけるように取り組んでいきますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」と感謝した。