小栗旬(38)が主演映画「罪の声」(土井裕泰監督)で話題賞の俳優部門を受賞した。「ありがとうございます。とてつもなく大きな話題の作品の隣にちょっと小ぶりな小栗旬ですが」とジョークを飛ばした。

企業を標的にした実在の未解決事件をモチーフにした映画で、犯人グループが脅迫テープに使用した子どもたちの声を手掛かりに、事件の真相に迫る新聞記者を演じた。「この作品がどんな形で皆さんに受け入れてもらえて、自分はどういう形で話題になって、賞をいただいたのか、自分はなかなかこうピンとは来ていないのですが、こんな状況の中、少しでも、誰かに寄り添って、勇気や元気や楽しい時間を提供できているところに自分という存在がもしいるんだったら、こんなうれしいことはないなと思っております。ありがとうございました」と笑みを浮かべた。