ハロー! プロジェクトの各グループが出演する恒例イベント「Hello! Projectひなフェス 2021」が28日、千葉市の幕張メッセで行われ、モーニング娘。’21にフィーチャーした最終公演が実施された。

昨年はコロナ禍のためにオンラインで行われ、有観客では2年ぶりの開催。ハロプロがグループパフォーマンスをするのは今年初めて。昨年末のカウントダウンコンサート以来、約3カ月ぶりのステージとなった。

モーニング娘。’21は、体調不良のため、佐藤優樹(まさき=21)と岡村ほまれ(15)は参加できなかったが、リーダー譜久村聖(24)はMCで「気持ちは14人で、全力でパフォーマンスしていきたいと思っています!」と力強く宣言。12人で、ブランクを感じさせない見事なパフォーマンスをみせた。

そして有観客の「ひなフェス」を「昨年末のカウントダウンコンサート以来にハロー! プロジェクト全体で集まってのライブになりましたが、とても楽しかったです」と振り返った。

「すごくひなフェス全体が熱いコンサートになりました。モーニング娘。’21も、参加できなかった2人も含めた14人分の気持ちでパフォーマンスするということですごく盛り上がった」と胸を張った。

観客席を1席おきにするなど感染対策を徹底し、2日間の4公演で2万人を動員。この日、モーニング娘。’21は31日発売のアルバム「16th~That’s J-POP~」の収録曲など8曲を披露。他のグループと合わせて全28曲でファンを魅了し、会場は声援に代わる大きな拍手に包まれた。