テレビ各局の新年度が29日にスタートし、番組が新しくなったりMCが交代した民放各局の朝の情報番組の初回世帯視聴率が30日、ビデオリサーチから発表された。

日本テレビ系「スッキリ!」は8・8%(関東地区、前4週平均は7・8%)、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は10・6%(同10・2%)、TBS系「ラヴィット」は2・7%(同3・5%)、フジテレビ系「めざまし8」は6・2%(同5・9%)だった。

「ラヴィット」だけが前4週よりも数字を下げ、残り3番組は数字を上げていることになる。この時間帯唯一の、生活情報に特化した番組だけに、今後の数字の推移に注目だ。

一方、夜の報道戦争では、テレビ朝日系「報道ステーション」が12・2%(同11・8%)、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」は4・2%(同3・9%)だった。両番組とも前4週を上回っている。特に「WBS」は午後11時台の前4週平均は3・3%だっただけに、午後10時台への引っ越しはまずまずといえそうだ。

もっともこの数字は世帯視聴率で、各局が重視している個人視聴率では、また違った傾向があるのかもしれない。