フジテレビ系のリアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー木村花さん(22=当時)が会員制交流サイト(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷された後に死去した問題で、警視庁捜査1課は5日、ツイッターで木村さんを中傷したとする侮辱容疑で福井県の30代男性を書類送検した。

捜査1課によると、この問題を巡る立件は2人目。侮辱罪の公訴時効(1年)が7日に迫っており、近く刑事処分が決まる見通し。

書類送検容疑は昨年4月上旬、木村さんのツイッターに「死ねやくそが」「きもい」などと4回書き込み、侮辱した疑い。任意の調べに「中傷が多く投稿されていたので自分も投稿した。申し訳なかった」と供述している。

捜査1課は同12月、木村さんに対する侮辱容疑で大阪の20代男性を書類送検。男性は今年3月に同罪で略式起訴され、科料9000円の略式命令を受けた。

木村さんは昨年3月、試合用の衣装を洗濯した共演男性に憤る場面がインターネットで配信された後、批判が殺到。同5月23日、東京都内の自宅マンションで倒れているのが見つかり、死亡が確認された。警視庁は自殺とみている。

▽木村花さんの母響子さんの話 (立件されたのが)悪質なアカウントの全てではないのが残念ですが、時効が迫る中で動いてくださった各機関の皆さまには感謝いたします。無責任な書き込みで追い詰められてしまうことがないよう、会員制交流サイト事業者の協力、そして長期間(通信履歴などの)ログを保存する必要性を痛感しております。(共同)