俳優玉木宏(41)が5日、都内で、15日スタートのテレビ朝日系主演連続ドラマ「桜の塔」(木曜午後9時)の制作発表会見に広末涼子(40)らと出席した。

「桜の代紋」を掲げる警察組織の権力争いを描く人間ドラマ。玉木は警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を、広末は、上條の幼なじみ、水樹爽役を演じる。所属する派閥の長を出世させることが警視総監への近道と考え、どんなに汚い仕事もこなしていく。頂点を目指す人間たちの裏切り、わな、だまし合いが交錯する。

一緒に撮影するシーンが多くあるという玉木と広末。現場の雰囲気を問われた玉木は「まあ、広末涼子が明るい!」とひとこと。続けて「女性なんですけど、少年のような動きをする。いきなり側転をしだしたり、壁を見つけたらいきなり逆立ちをしだしたり…すごい元気をもらっています」と笑った。

これに対し広末は「それだけ聞くとなんか私おかしな人みたいじゃないですか」と苦笑いを浮かべ、「人生で初めて柔道着を着て柔道場という所に行ったときにすごく新鮮な空気が流れていて…(側転をしたいという)衝動に駆られました」と側転に至った経緯を説明。「なかなか側転ってできないじゃないですか。家でも外でも出来ない。でも『ここなら出来る』っていう…正当な理由があってやりました」と全力で理解を求める広末に、玉木は、「まあ、でも側転も倒立もすごくきれいでしたよ」とあっさり返した。

岡田健史(21)仲里依紗(31)光石研(59)吉田鋼太郎(62)椎名桔平(56)らも登壇した。