TBS系「渡る世間は鬼ばかり」やNHK連続テレビ小説「おしん」など人気ドラマを手掛けた脚本家橋田寿賀子さんが急性リンパ腫のため、4日、亡くなった。95歳だった。

自宅のあった静岡県熱海市は市議会の2月定例会で全会一致で橋田さんに名誉市民の称号を贈呈することを決定していた。今月10日の市政記念日に橋田さん本人が出席して、授与式を実施する予定だった。橋田さんの死去の報が入った5日、今後の対応について検討に入った。

市広報担当は「現状ではまだ授与式を終わっていないので、橋田さんは名誉市民ではなく予定者になります。ご本人がいないケースでどのように表彰をするのかは市長ら上層部が話し合いを持つ予定です。どのようになるか、まだ返答できる材料がございません」と回答した。

議会で橋田さんへの名誉市民贈呈が承認された際、斉藤栄市長は「橋田先生が熱海に生活と執筆の居を持たれており、数々の名作をお書きになられていることに感謝申し上げます。ご功績は市の誇りです」とコメントしていた。

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