俳優鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時、初回15分拡大)の8日放送の初回の視聴率が6・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と9日、分かった。。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

初回は、あいこが働く「あかり葬祭」で、若くして亡くなった刈部純の葬儀が営まれていた。純は、あいこの高校時代の初恋相手。あいこは先輩社員から純の忘れ形見の息子、レン(岩田琉聖)の面倒を見るよう指示される。

あいこがレンにあいさつをしていると、黒のパーカでフードをかぶった大柄な男がやって来る。あいこがレンに誰かと尋ねると、伯父だと答えた。純の兄、刈部清一郎だった。葬儀にそぐわないその風体に、親戚たちは変人にレンが育てられるのかとあきれている。あいこが、そんな声を聞いているとレンがいなくなった。

高所にいるレンを見つけたあいこは、その姿に純を重ねる。あいこは高校時代に純に何回も告白して交際してもらったことなどをレンに話し、思わず涙目に。そんなあいこに、清一郎はにも「恋愛しろ!」と言い放って詰め寄る。あいこは思わず清一郎を突き飛ばしてしまった。

清一郎にケガをさせたことが原因で、葬儀社を解雇されてしまったあいこ。職探しも難航する中、出版社の向後達也(片岡愛之助)と名乗る男は、あいこに仕事を依頼したいと持ちかけ、ある豪邸に連れて行く。

そこであいこを迎えたのはなんと清一郎だった。清一郎は正体を隠して大ヒット漫画「銀河天使」の連載を続ける人気少女漫画家だという。その漫画のネタのために、あいこに疑似恋愛のミッションを依頼した。