吉本興業は13日、中国での事業を推進するため、上海に新会社を設立したと発表した。

新会社は3月に設立。同社が100%株式を保有する全額出資子会社となる。

新会社では、両国の人材発掘・育成を図るためのオーディション番組制作、中国市場における日本の農水産品・物産品の販路拡大、地方経済活性化のためのライブコマース事業など、各種共同事業を立ち上げていく。

同社は、昨年12月に中国の現地パートナーと連携協定を締結するなど、日本と中国の文化交流の拡大を目指している。具体的には、「映像・ライブ・ゲーム等のコンテンツの企画開発、製作」「劇場の共同運営」「日中のクリエーターや青少年らの人材交流を進める文化交流センターの設立・運営」の事業を進める。