NHK Eテレで2017年(平29)4月から放送中の、1話5分間のテレビアニメ「オトッペ」(月~金曜午前6時35分)が映画化され「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」と題し10月15日に公開されることが14日、発表された。劇場版で初めて登場するキャラクター、彗星ウタウーネのラララッタ大臣役を斎藤工(39)、彗星ウタウーネの住人スイスイ・エリコ、スイスイ・ミホ役を阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子(48)と木村美穂(47)、彗星ウタウーネの先鋒スイスイ・ヴァンガード役を声優MoeMi(31)が演じる。

斎藤は「戦友である飯塚貴士監督作品、劇場版オトッペに参加させていただける事、心からうれしく思います。しかし、私の音の出し方を熟知されている飯塚監督だからこそ、“まさか”な感じの収録になりました。本人でも本人と気付かない声色だった記憶がありますので、耳で探してみていただけたらうれしいです。ぜひともオトッペの“音”や”リズム”を劇場で浴びながら、楽しい時間を過ごして下さい」とコメントした。

阿佐ヶ谷姉妹は「やりました! オトッペ映画化! いつもよりはるかに壮大なスケール、かわいらしさもより増し増しで私たち姉妹もメロメロでした。今回の役は私たちにどことなく似ていてうれしかったです。最初、試しに5パターン位声を変えて演じてみてもらえますかと監督に言われ、まず姉が挑戦してみたのですが、結局どれもイマイチでいつもの声になりました。みほはどれも全然変わらなかったので、そのままでいいと言われました。劇中曲にも少しだけ参加させてもらいました。ノリノリで歌ったのでそちらも聞いていただきたいです。パパやママはもちろん、パパやママじゃない方も、ハラハラワクワクウルウルが止まらない映画です。ぜひ、見に来てね~♪」とコメントした。

MoeMiは「わたしは3歳の頃からピアノをやっていたり、子どもの頃から合唱をやっていて、常に音楽が近くにあったので、「オトッペ」への出演のお話を頂いた時、音楽が楽しくちりばめられている作品に携わらせていただけることがとてもうれしかったです。スイスイ・ヴァンガードは「スイ」と話すのですが、いろんな感情を込めた「スイ」を堪能していただけたらと思います。また、もともと歌う予定はなかったそうなのですが、収録現場で急きょ歌わせていただくことになり、スイスイとして歌にも参加させていただきました。スイスイたちの歌にもぜひ注目していただけたらと思います。映画の内容は、くすっとしてしまう部分や、ハッとさせられる部分、ジーンとくる部分などいろいろな要素があります。ぜひ、子どもから大人まで、それぞれの受け取り方で楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。