女優南沙良(18)が14日、TBS緑山スタジオで、同局系日曜劇場「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜午後9時)の制作発表会見に出席した。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部寛(56)や長澤まさみ(33)演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

南は、何不自由なく愛情いっぱいに育ってきたが、今まで何かを頑張った経験がない女子生徒・早瀬菜緒役を演じる。「前作のドラマも拝見させていただいていたので、お話を聞いたときはとてもうれしかったです」と振り返った。

「イマドキ女子」の役だが「私はもともとテンションがすごく高いわけでもないですし、明るい学生生活を経験していたわけではないので、危惧する部分もあるんですけど、自分の中の一番明るい部分を引き出して探りながらお芝居をしています」。日常生活の中でテンションが上がる場面を見つけながら役作りをしていることを明かした。

監督も南の役については探っている部分があり、阿部演じる桜木建二に「ほれている」という設定になっているという。阿部は「そのままずっといってくれればいいんだけど…監督が(設定を)変えてくると思うんだよね。いろんな経験していろんな役をやって連ドラを楽しんでもらえればいいな」と期待をかけた。

所属事務所の先輩でもある新垣結衣(32)ら、前作の「東大クラス」の生徒は日本を代表する実力派俳優に成長した。今作の生徒役にも注目が集まる。