NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第98話の平均視聴率が16・2%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、灯子(小西はる)の妊娠を知り一平(成田凌)を家から追い出した千代。一平は岡福に身を寄せていた。翌日、千代は稽古に姿を見せなかった。千代の肩を持つ石田香里(松本妃代)は寛治(前田旺志郎)の制止を振り切り、見舞うために千代の家に向かい励ました。同じ頃、一平は灯子の家に、お腹の子のことで話をするために尋ねていた。そこで灯子は大阪を離れ1人で産んで育てることなどを話した。その晩、一平はみつえの父宗助(名倉潤)に灯子に渡そうとするためのお金を借りようとしていた。そこに千代から預かり物を持った寛治が現れた。その中身を確認すると、一平に宛てた離婚届が入っていた。離婚届を見たみつえは、すぐさま千代の元に向かい離婚したらあかんと説得。そして、「もっぺんだけ話がしたい」と一平からの伝言を伝えた。