北島音楽事務所に所属する“北島ファミリー”の歌手、原田悠里(66)山口ひろみ(45)北山たけし(47)大江裕(31)が21日、新曲のリリースを記念して東京・池袋のCDショップ「五番街」に消毒スタンドを寄贈した。

4人とも、新曲に“師匠”北島三郎(84)が作曲した「ありがとうの空」を収録した。ファミリー4人が同時に新曲を発売することや、1つの曲を歌い、収録するのは初めて。新型コロナ禍で、北島ファミリーも心を1つにして頑張ろうという思いから、各所属レコード会社の協力も得て実現したという。同日発売するのなら、ファミリーみんなで「ありがとうの空」を歌唱して欲しいという、北島の思いも加わった。

今回、北島ファミリー同日リリースを記念して、4アーティスト合同の消毒液スタンドを作成し、「五番街」を含めて、全国のCDショップ100店に寄贈した。

原田は「ありがとうの空」について「必ず苦しいことのあとには明るい日が来るからという希望をうたった作品でして、みんなで楽しく歌わせていただきました」と語った。

北山も「演歌ではなくて、小さい子どもからお年寄りまで家族みんなで歌えるような曲です」とコメントした。

大江は「なかなかリズムに乗れなくて、困りましたよ(笑い)。僕は、(北島)先生から『コブシを練習しろ』、とずっと言われていて、今回は『コブシを取れ』と言われたので、そのコブシを取るのが大変でした」と振り返った。

山口は「師匠が望んでいらっしゃるように大勢の皆さんに聴いていただいて、楽しい気持ちになっていただければ、それが何よりもうれしいです」と話した。