V6井ノ原快彦(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season4」(水曜午後9時)の第4話が28日、放送され、視聴率が14・2%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は13・2%、第2話は13・7%、第3話は11・9%だった。

井ノ原演じる浅輪直樹を中心に、警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)の個性派刑事たちが事件解決に挑む姿を描いている。

仕事帰り、何者かに刺された村瀬健吾(津田寛治)。直前まで一緒にいた小宮山志保(羽田美智子)は混乱していたが、管理官はそんな状況などおかまいなしに、志保を事情聴取し、被疑者扱いする。直樹ら特捜班メンバーも同様に聴取を受け、捜査本部が設置されるも特捜班の参加は許されなかった。疑いまでかけられて怒りの収まらない志保は、特捜班メンバーに独自で捜査することを提案し、事件を調べはじめることに。

青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、手がかりを求めて地元の不良グループが入りびたるレストランへ。志保は班長の国木田誠二(中村梅雀)と事件現場を再訪する。

一方、直樹と新藤亮(山田裕貴)は、119番通報が公衆電話から発信されたことを突き止める。説明が的確だったことから通報者は土地勘があるようだったが、なぜか名乗らないまま電話を切っていた。

ひとまず通報場所を訪れた直樹は、近くの一軒家の2階から自分たちの様子をうかがっている人物がいることに気づく。その家には、年金暮らしの母・溝口亮子(東ちづる)と、ひきこもり状態の息子・泰幸(川合智己)が暮らしていた。直樹は泰幸から話を聞きたいと頼むが、息子を刺激しないでほしいと亮子に追い返されてしまう。

しかしその後、直樹は通報者のある特徴から、泰幸こそが救急車を要請した緊急通報者であり、事件の詳細を知っているのではないか、と分析する。