4月5日に山口県での公演中に、くも膜下出血で救急搬送された歌手平浩二(72)が29日に退院したことが30日、分かった。公演を主催した「夢グループ」が発表した。

妻と息子が入院先の山口県にある病院に迎えに行き、同日中に3人で東京に戻った。5月中にもステージ復帰を予定しているという。

所属事務所では「手術は成功して後遺症もなく、順調に回復しています。入院生活で、体重が7・5キロ痩せました」と明かした。

平は5日の公演で、突然の頭痛に襲われて「音が聞こえない」などと訴え、ステージ脇でしゃがみこんでしまった。急いで救急車を呼び、搬送先の病院で検査をした結果、「くも膜下出血」と診断され、6日に緊急手術を受けた。