NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の4日に放送された第107話の平均視聴率が16・7%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の生放送当日を迎え、千代ら出演者がマイクの前に立った。ラジオの前では千代の声に耳を傾ける岡福のみつえらの姿が。物語は次男清二の結婚式のドタバタ劇。千代と当郎(塚地武雅)の掛け合いは順調に進んでいったが、途中、千代がせりふを2ページ分まるまる飛ばしてしまった。あせる千代に当郎は機転を利かし回避、千代のせりふが一瞬で前に戻った。どうにか無事に初日の生放送を乗り切り、お茶の間では大好評を期した。その後、番組は半年続き、千代は道行く人から「おかあちゃん」と呼ばれるようになった。一方、一平(成田凌)は熊田から3カ月後の公演の新作を依頼された。