コメディー番組「てなもんや三度笠」を手掛け、1980年代の漫才ブームの仕掛け人としても知られたプロデューサーの沢田隆治(さわだ・たかはる)さんが16日、死去した。

88歳。大阪府出身。 朝日放送(大阪市)で、「スチャラカ社員」「てなもんや三度笠」など公開コメディー番組に携わった。 その後、制作プロダクション東阪企画を設立。テレビ番組「花王名人劇場」では「横山やすし・西川きよし」らが活躍して漫才ブームを巻き起こし、多くの漫才コンビを育てた。 全日本テレビ番組製作社連盟や日本映像事業協同組合(当時)で理事長を務めた。

俳優大村崑の話 (テレビ黎明(れいめい)期のコメディー)「やりくりアパート」に出演していた頃は「沢ちゃん」なんて呼んでいたのに、「てなもんや三度笠」の頃には偉くなって“天皇”と呼ばれるほど。僕らも「沢田先生」と呼ぶようになりました。でも、体が弱い僕のことをいつも心配してくれて、偉くなってもそれは変わらなかった。沢田先生も逝ってしまって、僕だけ残ってしまったようで、残酷で悔しいです。(共同)