女優の羽田美智子(52)が、田村正和さんの不倫相手役を演じたドラマ撮影当時を振り返り、「奥様とのお話を時たま聞かせてくださり、とても大切に思ってらっしゃるのが伝わってきて、当時の私のような年齢の女性との恋愛は、役とはいえとても苦手そうでした」と印象をつづった。

羽田は19日、ブログを更新。子どものころからドラマで見てあこがれていた田村さんと2004年に放送されたTBS系ドラマ「夫婦。」で共演し、「雲の上の人が目の前に現れた、言い様のない不思議さに包まれて、、、寒い中、肩からガウンを羽織り、専用グラスでドリンクを飲んでらしたり、、NGが全くなく一発で本番を決めるとスーっと現場から離れていかれる姿。どこを切り取ってもかっこよい思い出しかありません私も若気の至りでいろいろ質問攻めにしてしまったのですが、奥様とのお話を時たま聞かせてくださり、とても大切に思ってらっしゃるのが伝わってきて、当時の私のような年齢の女性との恋愛は、役とはいえとても苦手そうでした」と振り返った。

また、「電車に乗って移動することもあるという私に『そういう暮らしが一番いいんだよ。不自由ほどつまらないものはないよ』と仰った時、田村さんの人気による不自由さを少し垣間見た気がしました」と羽田。「田村正和さんの生き方、歩みかたは誰にも真似できないもの。少しでも田村正和さんとご一緒させていただけたことは私にとっての誇るべく貴重な財産となっています」と感謝し、「雲の上の田村さんに心から感謝を捧げて。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。