女優高畑充希(29)が20日、都内で行われた、第46回菊田一夫演劇賞(映画演劇文化協会)の授賞式に出席し、喜びを口にした。

「ウェイトレス」のジェナ役の演技が評価されて受賞した高畑は「すてきな賞をいただけてうれしく思っております」と喜んだ。

同作品について「最初はニューヨークで拝見して、『なんてポップで、楽曲が素晴らしくて、すてきなミュージカルなんだろう』って思って、夢中になってしまった。そこからまた、ニューヨーク、ロンドンと、おかわり観劇しに行ったほど、大好きな作品で。いつか日本でやるときは、自分が何かの形で少しでも参加できたら良いな、と思っていたので、こうやって参加できた上に、こういったすてきな賞を頂けて本当にご褒美を頂けたな、と思っています」と憧れの作品の出演や、受賞に感激した様子を見せた。

高畑にとって「小さい頃からそばにあるのが当たり前だった」というミュージカル。大人になり、海外に行って見ることも増えたといい、「『簡単に国境を越えるな』と。言葉がわからないのに涙あふれちゃったりする時があったり、音楽の力をひしひしと感じます。『音楽とお芝居の融合って素晴らしいな』と、思いながら自分も携われていることがとてもうれしいです」と話した。