俳優武田真治(48)、大倉孝二(46)、山崎育三郎(35)がNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)に出演する。27日、NHKが発表した。

武田は江戸幕府の勘定奉行であり財政改革における渋沢栄一(吉沢亮)の憧れだった小栗忠順役。武田の大河ドラマ出演は2011年(平23)「江~姫たちの戦国~」以来10年ぶり。「心震えています」と現在の心境をつづった上で「小栗忠順は、1860年(万延元)には、地球を一周し、帰国後は多くの奉行を務め、江戸幕府の財政再建や、洋式軍隊の整備、横須賀製鉄所の建設など、幕府側から近代化政策を行い、渋沢栄一の人生に多大な影響を与えたと言われています」と役どころを説明。「混沌(こんとん)とした幕末に思いをはせ、大切に演じていきます」と抱負を語った。