ジャニーズWEST小瀧望(24)が、舞台「検察側の証人」(8月28日初日、東京・世田谷パブリックシアターなど)に主演することが29日、分かった。

小説家アガサ・クリスティが残した舞台劇で、世界中で上演されている法廷ミステリー。小瀧は、婦人を撲殺した罪で起訴され、無罪を主張する容姿端麗な青年レナードを演じる。事件を担当する敏腕検事を成河が、レナードの妻ローマインを瀬奈じゅんが演じる。

小瀧は「作品のお話を聞いて、ぜひ!やりたいと思いました」と明かし、「あらためて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました」と話した。

稽古に向けて「演出の小川(絵梨子)さんと稽古場で、いろいろ話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです」と語り、「僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います」とアピールした。

さらに「まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテインメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています」と意気込み、「生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れてほしいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい」と呼び掛けた。