女優黒島結菜(24)がヒロインを演じる、来春スタートのNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の出演者の発表が、6月1日から3週にわたって行われることが31日、同局広報局の公式ツイッターから発表された。

「ちむどんどん」は沖縄本島北部を舞台にした物語で、ヒロイン・比嘉暢子を沖縄出身の黒島が演じる。第1弾となる1日は暢子の家族、第2弾では沖縄の人々、第3弾では東京や鶴見で出会う人々を紹介するという。

発表にあわせて、黒島のメッセージ動画も公開。「皆さんに暢子としてお会いできるのを、今からちむどんどんデージ楽しみにしています!」と方言を交えて呼び掛けている。「ちむどんどん」は沖縄の方言で、前向きで肯定感に満ちた心がわくわくするという意味を表す。

放送される22年は沖縄の本土復帰から50年の節目で、沖縄から東京へと夢を追うヒロインとその家族を描く。黒島演じる暢子は4人きょうだいの次女で、西洋料理に魅せられて上京し、料理人として成長する中、東京で沖縄料理の店を開く夢に突き進む。

沖縄を舞台にした朝ドラは、八重山諸島の小浜島を舞台にした「ちゅらさん」(01年前期)や宮古島が舞台の「純と愛」(12年後期)などがある。