剛力彩芽(28)と山田孝之(37)が11日、都内のLINE CUBE SHIBUYAで開幕した国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」オープニングセレモニーで、オープニングMCを務めた。これまで共演歴がなく、今回のダブルMCが初共演となった2人は壇上で、いきなり“じゃんけん勝負”を行った。

剛力は20年の同映画祭で、若手クリエイターを支援する「クリエイターズ支援プロジェクト」に賛同し、企画から参画、主演した3本の短編映画「MASKAHOLIC」(洞内広樹監督)、「卵と彩子」(大森歩監督)、「傷跡」(井上博貴監督)を製作し、予告を公開。そのうち「卵と彩子」と、山田率いる短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」(ミラーライアーフィルムズ)」関連動画の、どちらを先にお披露目するかを、じゃんけんで競った。

映画祭の代表を務める別所哲也(55)が「(映画祭は)23年目を迎えました。現在進行形で映画を支える、山田さんと剛力さん…共演は?」と聞くと、山田は「ないですね」と答えた。別所が「じゃんけんしてもらって、どちらのプロジェクトを先に上映するか決めましょう」と呼び掛けると、山田は「ひと言、良いですか? 私…ズルをしますよ」と告げ、にやりと笑った。

その後、じゃんけんをしたが、剛力がグーを出したのに対し、山田はチョキ。結果、剛力の「卵と彩子」がオープニング作品として上映されることが決まった。山田は「剛力さんのこと、分かってなかったんで…甘かったですね。ズルしたのに負けたな。切り替えます」と苦笑した。オープニング上映を勝ち取った剛力は「(短編映画が)3本、出来ました。ありがたいことに主演を務めさせていただいております」と笑みを浮かべた。

オープニングセレモニーの最後にも、別所とアンバサダーを務めるLiLiCo(50)を交えて4人でじゃんけんが行われた、別所、LiLiCo、山田がチョキを出したのに対し、1人だけグーを出した剛力が勝利し、2連勝でセレモニーを終えた。