17日に放送された、鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)最終回の世帯平均視聴率が5・8%(関東地区、速報値)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は2・9%だった。

初回から6・5%、5・1%、4・8%、5・7%、5・6%、5・0%、5・0%、5・2%、5・4%、5・0%(いずれも世帯平均視聴率)だった。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、大ヒット作の「銀河天使(銀天)」を連載しているが、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人・刈部純の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

最終回で、あいこと初めての恋愛を始めたものの、全く漫画を描き進めることができなくなってしまい、苦悶(くもん)して倒れてしまった清一郎。責任を感じたあいこは、ついに刈部家を後にする。

あいこを失った失意と喪失感の中、ペンを握った漫画家・刈部まりあこと清一郎は、振り絞るように原稿を描き上げた。ギリギリ印刷所の入稿が間に合い、2回続けて原稿を落とすことは免れる。入魂の神回となった令和編ラストを仕上げることができ、つきものが落ちたようになった清一郎は、編集者の向後達也(片岡愛之助)に、再開未定の「銀天」休載を正式に申し出たのだった。

それから1年が経過。いまだにあいこの居所は行方知れずだった。レンとの2人暮らしもすっかり板についた清一郎だが、その姿は全くの別人に。キラッキラのリア充パリピ化した清一郎のあまりの変わりぶりに、向後や後輩漫画家の金條可憐(木南晴夏)は驚きを隠せない。なぜ、どうやって変身したのか、その真相は謎に包まれていた。