佐々木希(33)が15日、東京・スペースFS汐留で行われた映画「リカ~自称28歳の純愛モンスター」(松木創監督、18日公開)公開直前イベントで「正義とか善とか必要ない…必要なのは愛だけ。鳥肌が立った」と、かみしめるように語った。

「リカ~自称28歳の純愛モンスター」は、主演の高岡早紀(48)演じる自称28歳の雨宮リカが、3年前に拉致して軟禁した本間の遺体が発見されたことを受け、市原隼人(34)演じる警視庁捜査一課の奥山がマッチングアプリでリカをおびき寄せるも、逆にのめり込んでいく物語。あらゆるものをさて置いても、愛する男性にのめり込んでいく、サイコバスとも言えるリカに共感できるか? と質問が出た。

佐々木は劇中で、内田理央(29)が演じた奥山を心配する、婚約者で警察官の孝子の同僚・尚美を演じた。佐々木は「共感は、やっぱり難しいとは思うんですけど、早紀さんと市原さんが向き合うシーンで、リカが『正義とか善とか必要ない…必要なのは愛だけ』、というセリフに引き込まれ、鳥肌が立った。悪いことをしているんだけど共感しそうな自分がいて…すごいなと思った」と語った。高岡は「リカは(悪いことは)してない」と笑いながら反論した。

一方、内田は「共感は難しい。全部、共感できるか考えると、すごい言いづらいですけど…。でも、私と一緒だと思う点が、確実に1つあって。リカは、めちゃパスタ…トマトソースのレトルトを食べるじゃないですか? リカと一緒だなと共感しました」と口にした。高岡は「そこか…ちょっとだけリカね」と笑った。