6日に発売された2ndアルバム「東京インベーダー」が好調な滑り出しを見せた“いぎなり東北産”。日刊スポーツ東北版では「いぎなり東北産をいぎなり知りたい」と題し、3回にわたってメンバー9人をご紹介。メンバーの現在の夢や尊敬する人物、私のイチオシごはんなど、その素顔に迫っちゃいます! 今回は北美梨寧、安杜羽加、吉瀬真珠の3人が登場です。

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仙台出身の吉瀬は大の漫画好き。漫画を一日中読んでいることも。

「私は『少年ジャンプ』が大好きで毎週欠かさず、読んでいます。小さい頃は自分で漫画を描いていたこともあります。夢は、漫画の登場人物の1人として漫画に出ることです」

尊敬する人物ももちろん漫画に関係している。

「小学生の時にバスケットボール漫画の伝説的存在、井上雅彦先生作の『SLAM DUNK(スラムダンク)』を読んで衝撃を受け、感動しました。中でも登場人物の1人、三井寿さんは輝かしい栄光や完璧な姿だけではなく、挫折や困難があってもあきらめずに前を向く姿が応援したくなります。特に、チームが負けている時に言った『こういう展開でこそ、俺は燃えるやつだったはずだ…!!』というセリフに心を打たれました。チームが追い込まれていて、焦りや不安がある中、自分を奮い立たせた一言です。私自身、ステージ前に不安になってしまうことがあるので、三井さんのような強いメンタルを持ちたいってすごく思います。私が尊敬しているのは三井さんというキャラクターを生み出した井上雄彦先生です」

何と目下の悩みも漫画に関係していた。

「『エヴァンゲリオン』を見るかどうか迷っています。世の中が『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で大盛り上がりをしていたので、私も見たいんです。周りの方からもたくさんオススメしてもらっているので、この大作はぜひ見てみたい。たくさんシリーズがあるので、おうち時間にゆっくり見られるといいなと思います」

◆いぎなり東北産 メンバー全員が東北出身の女性アイドルグループ。東北を盛り上げるべく東北を拠点に活動。結成6年目を迎え、6日に2ndアルバム「東京インベーダー」発売。歌唱力、パフォーマンス力には定評があり、2年後の日本武道館コンサートが目標。

◆吉瀬真珠(きちせ・しんじゅ) 2003年6月22日生まれ、17歳の仙台産。漫画やアニメを愛し、三井寿に憧れを抱く。愛称は「じゅっち」。