阿部寛主演のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜午後9時)第9話が20日、放送され、平均世帯視聴率が最高を更新する15・4%(関東地区、速報値)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。4月期の民放連続ドラマで初めての15%を突破した。個人視聴率は10・0%だった。

第1話は14・8%、第2話は13・9%、第3話は12・6%、第4話は14・3%、第5話は13・8%、第6話は14・0%、第7話は14・4%、第8話は14・6%だった。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部や長澤まさみ演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

第9話で、大学入学共通テストまでのカウントダウンが始まった。今までに招いた特別講師陣たちと試験に向け追い込みに入っている生徒たちに、桜木(阿部寛)はいよいよ共通テストの出願書を渡した。そこで決意の表情を見せる専科メンバーに、桜木は「共通テストの心構え5か条」を授けた。

そして共通テスト本番を迎えた。6回の模試を乗り越えてきた瀬戸(高橋海人)をはじめとする、東大専科の生徒たちは、決戦の時が近づくにつれてただならぬ緊張とプレッシャーに襲われた。