マーケティングアナリストで信州大学特任教授の原田曜平氏(44)が、自身の父が新型コロナウイルスワクチン接種後に重篤な副反応により入院したことについて、病院側から厚生労働省への報告がされていないとし、事情説明を求めた。

原田氏は22日、ブログを更新。「ある心ある政治家の方が調べてくれた。昨晩現在、まだ父の副反応が厚労省に報告されていないことが判明。病院が報告をあげていないそうです。もうすぐ二ヶ月経っちゃう」と書き出し、「これは大問題だと思います。病院は公益性の高い組織です。ワクチン接種は国民行事であり、そこで出た副反応は公益情報。それをこれだけ遅れても出していない、下手すると未だに出す気がない、という状況は遅延では許されません」と訴えた。

続けて、「いまだにこの議員が病院に問い合わせても、個人情報を盾に情報を出さず、仕方なく厚労省経由で把握する、という極めて無駄なやりとりになってしまっている模様」と状況を説明。「ちなみに、この病院は都内の超有名病院」とし、「至急僕に連絡し、法令違反の事情説明と場合によっては取材を求めます。それがない場合、公益のため病院名を公表します。どうかご検討下さい。心からのお願いです」と呼びかけた。

原田氏は先月13日にツイッターで、80代の父がワクチン接種後、40度近い高熱が出て体の一部が腫れ上がるなどの症状に見舞われ、救急搬送されたことを報告。病名はワクチンの副反応による多形滲出(しんしゅつ)性紅斑と蜂窩(ほうか)織炎と診断され、現在も入院が続いている。