上方落語家桂文珍(72)が30日、大阪市内で毎夏恒例の独演会「桂文珍独演会」(8月8日、なんばグランド花月)を発表した。

PR会見では時事ネタを盛り込みながら笑いをとる文珍らしく、「9月に襲名しまして、桂ワクチン」とジョークを飛ばした。

39回目を迎える独演会のテーマは「笑いの集団接種」。フリップを持ちながら説明すると「(東京都知事の)小池さんみたいですね。小池さん大丈夫ですかね」と体調を心配した。

すでに1回目のワクチン接種を終えている文珍は「ファイザー文珍のワクチンはかなり強烈。この強烈なワクチンを“接種”して、大いにみなさんに笑っていただきたい」。8月には2回目の接種を受ける予定だといい「8月8日には強い免疫力が出来ているので、演者としても楽しみにしています」。

独演会では「たちきれ」「軒付け」の2席を披露する。ゲストには桂文枝(77)を招く。「笑いのモデル文枝。こんな強烈な2人ですから副反応が出る? 電車の中で思い出し笑いして、不審に思われる」とオチをつけた。