NON STYLE 井上裕介(41)が3日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」(浜名孝行監督)公開記念舞台あいさつで、主人公メリオダスとゼルドリスの兄弟を演じた主演の梶裕貴とエリザベス役の雨宮天のメイン声優2人を“破天荒トーク”で翻弄(ほんろう)。梶を一瞬、声を大にさせるなど大暴れした。

トークの中で一番、大事にしていること、変わらないことは? と質問が出た。まず、梶が「役者は演じるキャラクターのことを、誰より考える時間を頂けている。徹底しなきゃいけないところ。大切に意識しているところです」と語った。

次に、雨宮天が「おなかをすかせないこと。アフレコ現場で、おなかの音がグウ~と鳴ると、隣の梶さんのマイクに入って撮り直しになりますので、おなかの管理は大事」と語った。すると、梶が「(雨宮の)かばんの中に、ちょこちょこ食べ物が入っている。気が付くと何かを食べている。その半分くらいが、肉」と“暴露”した。麒麟の川島明(42)が「かばんの中に、肉?」と突っ込むと、雨宮は「肉を入れてますね」と認めた。井上が「めっちゃ怖いやん…生肉をむさぼって」と突っ込むと、雨宮は「サラダチキンのような(肉)。私は、おなかがすくと気分が落ちる。アフレコをすると、キャラのテンションも気付かないうちに変わっていっちゃうと思う。モチベーション管理でおなかをすかせないのは大事」と説明した。

梶も「おなかのノイズ、台本のペーパーノイズ、口の渇きのリップ音とか…」と、声優の体から発せられる音も、アフレコのノイズになると改めて説明した。すると井上が「おなら、する人とかいないんですか? 叫んだ時、プッと出たりとか」と再び突っ込んだ。梶は苦笑いしつつ「それ(質問)は悪意、ありますよね! 実際、いらっしゃいますよ。でも、あれくらいの激しい闘いをしていたら、アニメを見たら音楽がたくさん流れていますけど、音を消したら多分、何人かは、おならしていますよ。それくらい、力んで戦っていますから。アフレコは静かな中で行われているので」と、アフレコの現状を丁寧に説明し、おならをする場合も、ありだとした。