NHKは8日、来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(小栗旬主演、三谷幸喜脚本)に秋元才加(32)が出演すると発表した。秋元は大河初出演で、青木崇高(41)演じる木曽義仲の愛人、巴御前として登場する。

木曽とともに戦場で戦ったとされ、“女武者”の異名を持つ役どころ。巴御前のような強い女性を演じることを夢みており「今回お話をいただき、念願がかないました。巴御前がどのような気持ちで木曽義仲とともに戦に出向き、生涯を過ごしたのか、彼女の一生を精いっぱい生き抜きたいと思います」と意気込む。

三谷作品は、上演中の舞台「日本の歴史」、映画「ギャラクシー街道」(15年)、ドラマ「黒井戸殺し」(18年)などに出演。同氏の作品について「あれ? 私ってこんな人間だったっけ? と三谷さんの作品や与えられた役柄を通して、私が知らなかった秋元才加を深掘りしている感覚です」。また「いろいろな面で見透かされているような気もして毎回ドキドキしますが、なんとか今回も呼んでいただけました(笑)。さらに成長できるように頑張りたいと思います」とコメントしている。

秋元、青木のほか、山崎一、岡本信人の出演も発表。音楽をエバン・コール氏が担当する。