安田大サーカスのクロちゃん(44)が9日、都内でDDTプロレス「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎)クロちゃん電流爆破デスマッチ参戦決定会見に出席した。

昨年12月、東京ソラマチで開催された「大仁田厚vsクロちゃん!クリスマス最終決戦!スカイツリー路上電流爆破プロレス!」で大仁田厚(63)と対戦し、クロちゃんが勝利。その後、大仁田からはリベンジマッチを要求されていたが、クロちゃんは全力で「勝ち逃げ」を宣言していた。

ところが、同じ松竹芸能所属のスーパー・ササダンゴ・マシンが、クロちゃんの右腕でもある紀井英顕マネジャーに打診。紀井マネジャーは「死ぬ以外NGはございません!」と快諾し、調印書にサインをしようとすると、クロちゃんが乱入。サインを阻止しようとしたが、ササダンゴマシンが東京女子プロレスの乃蒼ヒカリを「紹介する」と招き入れた。

まんざらでもないクロちゃんだったが「そこそこだな」。すると乃蒼から「ハッキリしろよ!」とビンタやキックをくらい、その間に紀井マネジャーがサインし、試合が成立した。当日は、8人タッグマッチで大仁田と“再戦”する。

クロちゃんは「大仁田はもう味がしなくなったからやりたくなかった。女子プロレスハンターだから、SKEの荒井優希ちゃんと対戦して、“足なめFinally”を食らわしたかったのに」と駄々をこねたが、最後は観念。

大仁田に向けて「今度こそ立ち上がれないように。人工関節をしっかり溶かして、二度とリングに戻れない体にしてやる!」と怪気炎を上げた。さらに「電流爆破の利権を大仁田が持っているからおかしくなる。その利権も全部奪ってやる! 松竹本社で、歌舞伎座でやってやる!」と意気込んでいた。