6月25日に就任したフジテレビの金光修社長(65)が9日、就任後初となる定例会見がコロナ禍で中止となったことにともない、書面でラジオ・テレビ記者会の質問に回答した。

23日に開幕する東京五輪は1都3県での競技が無観客での開催となった。

金光社長は「競技会場で応援したいがテレビ観戦となる方が多くいらっしゃると思います。そのような視聴者の方々の選手の皆さんへの応援が『場所は離れていても気持ちはつながっている』と感じてもらえるような番組を目指し、演出上の施策を考えています。その1つが、新たな映像演出としてバーチャルとLEDを融合させた映像空間を創出し、例えば出演者がフジテレビ球体展望台から各競技場まで空間移動するといった、視覚的にも楽しめる演出にチャレンジします」と説明した。