NHKは9日、8月24日開幕の東京パラリンピックの放送計画および競技中継の解説者を発表した。

同局では総合、Eテレ、BS1、BS4K、BS8K、ラジオ第1の6つの放送波でパラリンピックの熱戦を伝える。総合では、午前8時過ぎから午後11時頃まで、ニュースなどをはさみながら競技中継を実施。通常「あさイチ」を放送する8時台に当日の見どころを伝える「あさナビ」を放送する。競技終了後は、1日をまとめて振り返る「デイリーハイライト」を放送する。日本から有力選手が出場する陸上、競泳、ゴールボールや車いすラグビーなどの競技を中継する。

Eテレでは主に夜の時間帯に競技中継を実施し、朝夕の幼児・子どもゾーンはほぼ通常通り放送する。

放送時間は総合・Eテレで約200時間、BS1で約180時間、BS4K・8Kで各80時間(同時並行放送)、ラジオ第1で約80時間となる見込み。

また、競技中継の解説者も発表された。パラリンピックに7大会連続出場した陸上の永尾嘉章さんや6大会連続出場した車いすテニスの齋田悟司さんらパラリンピック出場経験者をはじめ、オリンピック出場経験を持つ陸上の増田明美さん、競泳の萩原智子さん、卓球の平野早矢香さんら36人が、19競技の解説を務める。