日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)が11日放送され、5月下旬に左脚大腿(だいたい)骨を骨折し手術した落語家林家木久扇(83)のピンチヒッターとして春風亭小朝(66)が出演した。

司会の春風亭昇太(61)から「今回は、結構な方が来てくれているみたいですよ」と呼び込まれると小朝は笑顔で登場。大きな拍手に包まれながら「どうも、木久扇師匠は、私のおじさん弟子ということでですね、そのご縁でおじゃまいたしました」とあいさつ。「みなさま、ご存じだったでしょうか? 木久扇師匠はですね、コンビニの袋を二つもって転んじゃったんですね。何を買ったのかという話なんですけど、こっちの袋にはお茶のペットボトルが入っていて、こっちの袋には袋いっぱいのカップ麺が入っていたんですよ。師匠は喜久蔵ラーメン召し上がっていないんですね」と木久扇の骨折時のエピソードを明かして笑いを誘い、「早く戻ってきて下さい、春風亭小朝です」と優しく呼び掛けた。

また番組終盤に来週18日放送の予告が流れ、木久扇の代打で桂文枝(77)が出演することが明かされた。

6月26日までは、木久扇が出演する収録済みの内容を放送。4日放送では、息子の林家木久蔵(45)が代打出演していた。

木久扇は5月24日、自宅近くにある仕事場で転倒し骨折。リハビリを経て、3日に行われた同番組の収録で仕事復帰し、4日は浅草演芸ホールで寄席復帰した。10日には、福岡・博多座で「芸能生活60周年記念落語会」に出演。復帰後初めて、自分の名前が付いた大規模落語会に出演していた。