前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が、1都3県などで東京オリンピック(五輪)の無観客開催が決まったことを受け、大会期間中の首都高速道路(首都高)の値上げに疑問の声をあげた。

首都高は、大会期間中の交通渋滞を緩和させるために、通行するマイカー料金を午前6時~午後10時は1000円を上乗せ、午前0時〓4時までの深夜時間帯は50%割引(ETC対象)を実施する。

舛添氏は13日、ツイッターを更新し、「無観客になっても、五輪期間中は首都高の1000円値上げは行うそうだ」と言及。「おかしな話だ。迷惑を被る国民の不満は高まる。そもそも小池都知事による豊洲騒動がなければ、環状2号線が開通していたはずで、選手村から競技場への選手の移動は問題なかったはずだ」と指摘し、「肝腎なことを皆忘れて、都議選に投票している」とした。