19年に口腔(こうくう)がんと食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(54)が、30年前から依頼を受けていたという講演会に初めて挑戦することを報告し、「考えただけで心臓がバクバク」と緊張する様子をつづった。

堀は13日、「30年間温めてきたことへの実現」のタイトルでブログを更新。直近のスケジュールについて書き出し、「そして土曜日が、初めてチャレンジする、『講演会』一人で90分話をすると言う いよいよ、その時が来ました。ひゃぁドキドキ」とつづった。

初めて講演会依頼を受けたのは長男を出産した24歳の時だったという。講演のテーマは育児に関してだったが、「新米ママなうえに、育児を教えてもらいたい立場で、自分の育児は語れません(笑)なので生意気にも、お断りをしてきました」と振り返った。

その後も育児や食育などについての講演依頼が続いていたが、「年齢的に語るのはまだ説得力がないし、自信もありませんでした」と断っていたという。それでも「講演会のお仕事は年齢を重ねてからの、私の夢のひとつでもありました」と前向きな気持ちがあり、50歳を機に講演依頼を受けて準備に取り掛かっていたが、その矢先に口腔がんが判明、さらに新型コロナウイルス感染拡大による延期や中止を経て今回に至ったという。「今週土曜日。高知県でやっと講演会が実現します。考えただけで心臓がバクバク。今日は血液検査があるので、あまり今は深く考えない方がいいかな(笑)」とつづった。