NHKは20日、俳優小栗旬主演の22年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(脚本三谷幸喜)の戦闘シーンなど、場面写真を公開した。

序盤の舞台となる静岡ロケでの一場面。主人公、北条義時(小栗)ら北条勢が伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、挙兵した源頼朝(大泉洋さん)の軍が、父義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどが収録された。静岡では、北条家ゆかりの地、伊豆の国市のオープンセットを中心に、沼津市、裾野市、富士宮市など各地で収録を行っている。

主演小栗旬のコメントは以下の通り。

撮影は順調に進んでいて、物語のオープニングのほうの大事なシーンもいい感じに撮れたと思います。やはり外に出てくるとスタジオとはまったく違う気持ちよさがあります。

すぐ近くに北条ゆかりの地があるという、すごくいい場所にオープンセットを建てていただき、いろいろ当時のことを想像しやすい、タイムスリップしたような気分で撮影できるのでとても助かっています。

ロケなので戦のシーンも多く、今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません。殺陣については、平安時代末期~鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います。