唐沢寿明主演日本テレビ系連続ドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)第3話が24日、放送され、平均世帯視聴率が9・3%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・3%、第2話は7・6%だった。

同作は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

第3話で、薫の幼い弟・優太の連れ去り事件が発生した。9歳の頃、塚田の性犯罪被害に遭っていた薫は、弟の残した絵に描かれた“ある物”を見て、犯人が塚田であることを直感した。樋口(唐沢寿明)は塚田の自宅にあった手がかりから、塚田がセメントを扱う工場を犯行場所として下見していたと推測。ECUのひかり(真木よう子)たちと協力し、塚田と優太の足跡をたどった。

巨大な廃工場にたどり着いた樋口と石川(増田貴久)は、塚田の使用していた自転車を発見した。同じ頃、工場内部の隠し部屋では、塚田によって、優太の身に危険が迫っていた。