大島優子(32)が13日、都内で行われた映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」初日舞台あいさつに登壇した。7月29日に林遣都(30)との結婚を発表して以来、初の公の場。三池崇史監督(60)から「俺は林遣都になりたいね。おめでとうございます」と祝福されると「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

大島は、緑色のシースルーのワンピースを着て登壇。多数のフラッシュを浴びて、登壇からしばらくは緊張の面持ちだった。左手の薬指に指輪はなかった。自身が演じた、恋する乙女の「雪女(ゆきおんな)」について「私は音楽が鳴っていると、撮影中でもメーク中でも勝手に踊っちゃう。雪女も手を動かしたり、動きをダンスっぽくしている。三池さんに、どうでしょうか? と提案させていただいて」と熱く語った。その中でのサプライズ祝福に虚をつかれ、すっかり緊張も解けた。自分を妖怪に例えると? と聞かれた同監督が「だから林遣都だって!」と口走ると、大島は口を手で押さえて笑った。

共演の大沢たかお(53)にも、いじられた。妖怪の「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」を演じた大沢が、役どころについて「大島さん演じる雪女にすごく慕っていただいて、冷たくする役」と説明。その上で「結果として、こういうことになったんだなと。正直、何か思い上がっていたかなと。テンションが低い」とボソッと口にすると、大島は大笑い。観客からも祝福の拍手が起こり、場内は温かい雰囲気に包まれた。

この日は主演の寺田心(13)、杉咲花(23)安藤サクラ(35)大倉孝二(47)赤楚衛二(27)も登壇した。【村上幸将】