19日に放送された女優比嘉愛未(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「推しの王子様」(木曜午後10時)の第6話の視聴率が4・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と20日、分かった。前回の4・8%より0・3ポイント、ダウンした。

初回から6・0%、5・0%、4・1%、4・4%、4・8%だった。

比嘉が演じるのは女性向け恋愛ゲームを手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美。次回作に悩む中で自社の大ヒットゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりのイケメン五十嵐航(渡邊圭祐=27)に突然出会う。泉美は不作法、無教養、無気力な航を雇って、理想の男性に育てることを決意する、現代版の“逆マイ・フェア・レディ”。

第6話で、航は、泉美と副社長の光井(ディーン・フジオカ)が、自分を一人前の男性に育てられるかどうかで賭けをしていたことを知る。「どうせあんたの大好きなゲームでもやってるつもりだったんだろ」。泉美に対して失望した航は、彼女に怒りをぶつけて住ませてもらっていた部屋を出て行く。その夜、同僚の杏奈(白石聖)と偶然出会った航は、泉美を見返すためにも仕事を頑張るしかないと決意する。

ペガサス・インクでは、開発を始めた新作乙女ゲーム「恋する森の中へ」で物語の途中から投入するキャラクターの制作に入ろうとしていた。そのキャラクターは社内コンペで決定するという。そこで泉美と光井は、今回はいつものようにキャラクターの設定に合わせてデザインを決めるのではなく、デザイン先行でもいい、自由な発想で考えてほしいと皆に告げる。真剣に話を聞いていた航は、そのコンペに挑戦することを決める。

泉美は、賭けのことを知られ、航を怒らせてしまったと光井に打ち明ける。光井は「きちんと話をするしかない」と泉美にアドバイスする。

ある夜、仕事を終えて帰路についた有栖川(瀬戸利樹)は、忘れ物をしたことに気づいて会社に戻る。すると、誰もいないはずの会社になぜか寝袋にくるまる航の姿が。今まで住んでいたところに帰れなくなり、会社に泊まるつもりだと聞いた有栖川は、仕方なく航を自宅に連れて帰った。