23日に放送された女優波瑠(30)主演のフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)の第8話の視聴率が9・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが24日、分かった。

前回の11・1%より1・6ポイント、ダウンした。

初回から13・4%、10・6%、11・7%、12・4%、10・4%、10・2%、11・1%だった。

働き方改革を目指す柏桜会グループが「あさひ海浜病院」に“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指して、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を立ち上げる。医師の朝倉美月(波瑠)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。指導医の本郷亨(沢村一樹)の下、美月のほかに、深沢新(岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が集まった。年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

第8話で、美月は、成瀬が医大の後輩の里中(古舘佑太郎)から脳外科に移るよう誘われている姿を見てしまう。美月が話を聞くと、成瀬は素直に脳外科の高梨部長(益岡徹)からも脳外科医を目指すよう勧められていると話した。だが、成瀬は八雲院長(小野武彦)や本郷がナイト・ドクターとして受け入れてくれたことに恩を感じ、決めかねている。

幸保と深澤の部屋に行った美月は、成瀬の事情を話してしまう。すると幸保は、ナイト・ドクター制度存続の危機だと美月より慌てだす。美月に影響を受けた幸保は、今の仕事にやりがいを感じていたのだ。その夜、勤務に就いた幸保は成瀬を気遣い始める。

そんな時、くも膜下出血の患者が運び込まれた。成瀬は進んで執刀にあたるが、通常の動脈瘤(りゅう)ではないため手術を断念。手術の様子を見ていた深澤や桜庭はショックを受ける。何より諦めざるを得なかった成瀬の衝撃は大きい。

桜庭は、これを機に成瀬が脳外科に移るのではないかと美月たちに話す。成瀬は患者の手術を脳外科の高梨部長に頼みに行く。だが、高梨は留守で、居合わせた里中が執刀することになった。帰ろうとする成瀬に、本郷は脳外科に行くことを迷っているなら自分は止める気もないし、背中を押す気もないと告げた。

一方、休暇の美月は深澤の妹の心美(原菜乃華)に誘われたダブルデートで、深澤、心美の恋人の岡本勇馬(宮世琉弥)とキャンプに向かった。