しゅはまはるみ(46)が21日、東京・池袋シネマロサで行われた、自身が参加する製作ユニット「ルネシネマ」の映画「あらののはて」(長谷川朋史監督)の初日舞台あいさつの壇上で、舞台あいさつ前に新作の製作が決まったと電撃発表した。

「ルネシネマ」は、しゅはまが出演し、大ブレイクした映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)のイベント上映が、17年11月に都内で行われた後の時期に結成された。フリーの映像ディレクター、舞台演出家として長いキャリアを持つ長谷川監督の舞台に、しゅはまと藤田健彦(49)が出演していた関係で、3人が久々に集まって話し合い、組んだ経緯がある。

しゅはまは登壇早々「今日は、あらぶっています!!」と声を大にした。長谷川監督から「ルネシネマへの期待は?」と聞かれると「ものすごくある。今日、ミーティングして新作の製作が決まりました!!」と発表した。同監督が「今、言って良いのか?」と慌てても意に介さず「『あらののはて』も、どんどん日本中に…もしかしたら世界に広がっていって、世界にとどろけばいいなと」と豪快に言い放ち、笑みを浮かべた。

「ルネシネマ」作品では、第1弾作品として、しゅはまと藤田がダブル主演したオムニバス映画「かぞくあわせ」(長谷川朋史、田口敬太、大橋隆行監督)を製作し、19年9月に池袋シネマロサで上映している。その際、新作を製作して再び同劇場で公開すると誓っており“有言実行”の新作公開となった。藤田は「『かぞくあわせ』の時『ルネシネマ、戻ってきます』と言って2年後の夏、戻ってこられてうれしい」と笑みを浮かべた。