唐沢寿明主演日本テレビ系連続ドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)第6話が28日、放送され、世帯平均視聴率が9・0%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・3%だった。

第1話は11・3%、第2話は7・6%、第3話は9・3%、第4話は8・3%、第5話は9・6%だった。

同作は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんなかすかな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

第6話で、大樹はひかり(真木よう子)を階段から突き落とそうとした。その時、駆けつけた樋口(唐沢寿明)が大樹を抱きしめた。樋口は、白塗りの男が大樹に植えつけた強い憎悪を前に、その目的を確信した。樋口と大樹の親子の絆を壊すことだった。そして、樋口には犯人の心当たりがあった。

その頃、“白塗りの男”こと久遠京介(安藤政信)は、一般人に紛れ込み、日常生活を送っていた。自宅マンションに帰った久遠は、同居する母親に意味深な言葉をかけた。