5人組ロックバンドBUCK-TICKが、ギター今井寿(55)の左足大腿(だいたい)骨骨折により、来月30日から予定していたツアー「TOUR2021 Go-Go B-T TRAIN」の全日程を中止することを15日、公式サイトで発表した。

発表では「BUCK-TICKのメンバー今井寿の左大腿骨転子部骨折につきまして、ファンの皆様および関係者の皆様には多大なるご心配をおかけしております」と報告し、「現在、コンサートに向けて治療とリハビリに専念しておりますが、ステージでのパフォーマンスが可能となるには、もうしばらく加療とリハビリの期間が必要と医師から判断をいただきました」と状況を説明した。

その上で「医師の判断に基づきメンバー・スタッフと協議した結果、今後の活動も考慮し、より万全な体調で皆様にパフォーマンスを披露できるよう怪我の回復を優先させていただくため、現在発表している『TOUR2021 Go-Go B-T TRAIN』全ての公演を見送らせていただく運びとなりましたと」発表した。

バンドは先月に今井の骨折を発表。今月21日に行う予定だったファンクラブ会員限定ライブの延期と、ツアーのうち10月3日から24日の4公演を振り替えることをすでに発表していた。

ツアーは来年2月まで全国20公演を行う予定だった。