Sexy Zone佐藤勝利(24)が18日、東京芸術劇場プレイハウスで、主演舞台「ブライトン・ビーチ回顧録」の初日公演前ゲネプロに松下由樹(53)入野自由(33)神保悟志(58)らとともに出席し、取材に応じた。

同作は米ブロードウェーの大御所、喜劇作家ニール・サイモン氏の自伝的青春物語。1937年のニューヨーク・ブルックリン地区が舞台。佐藤演じるユダヤ人一家の次男ユージンが、家族とともに貧しくもたくましく生き、性に目覚め、戸惑いながらも自立し、成長していく。一家の母を松下、兄を入野、父を神保が演じる。小山ゆうな氏が演出を手掛ける。

ストレートプレイ初挑戦の佐藤は「感慨深いですね。舞台大好きで、ストレートプレイ大好きで、東京芸術劇場もいつか立ってみたい舞台だったので、まさか立てる日が来るなんて」と喜んだ。「よくみんなが言ってそうなことを言ってみました。まずはフレッシュな感じで」と笑った。

現在Sexy Zoneではメンバーの菊池風磨(26)や松島聡(23)が別の舞台作品に出演している。佐藤は「メンバーほとんどが舞台に立っているんですけど、僕が不安で緊張していて『幕開けられるかな』ってこそっと言っていたら、今日松島からメールで『リラックスして。絶対大丈夫だから。みんなを信じて、稽古で頑張った分を本番で出してください』と連絡が来て。先輩なのかな? って思いました」とジョークを交えつつ感謝を伝え、笑いを誘った。

菊池については「風磨君は長いせりふに挑戦した舞台をやっているので、『僕は(せりふを)かまなかった』っていう自慢をめちゃめちゃしていました。あの人、何がしたいんですかね。まあ冗談ではあるんですけど」と笑顔で明かし、メンバー間の仲の良さを感じさせた。その上で「特に松島は同じ池袋でやっていますし、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)したいです」と意気込んだ。

思春期の14歳を演じることについて、「実年齢よりも10歳若い役をやるんですけど、無理して子供っぽくしないようには気を付けています」と明かした。「あと僕、童顔なので。そこは大丈夫かなって思っています」と笑顔。「14歳は僕が事務所に入った年齢なので。グループも10周年で、10年前の役ができるのは感慨深いですね」と話した。

自身の思春期について聞かれ「思春期のそういう話をするのを、家族も嫌がっていたので…」と明かし、「僕にとってのお兄ちゃんは、くしくも、Sexy Zoneの上の2人(中島健人と菊池)。2人からそれぞれ独特な“思春期”を聞きました。まあ“セクシートーク”ってことになっちゃいますよね…」と笑った。

また、入野は今月3日の結婚発表後初めて報道陣の前に姿を現した。