女優高田夏帆(25)、A.B.C-Z戸塚祥太(34)が、10月19日スタートのMBS/TBSドラマ「凛子さんはシてみたい」(MBS火曜深夜0時59分、TBS火曜深夜1時28分)でダブル主演することが20日、分かった。27歳の処女と童貞をめぐる“うぶキュン”ラブストーリーで、濃厚なラブシーンの数々も話題になりそうだ。

藤田みお氏の人気電子コミックをドラマ化。ルックスも仕事ぶりもパーフェクトでありながら、27歳にして性体験がない雨樹凛子と、同期のパーフェクト男子、上坂弦をそれぞれ演じる。共通のコンプレックスを持つ2人が、いつか好きな人と結ばれるための“練習”を始めていく。

高田は「処女と童貞というセンシティブな設定を、大々的かつコミカルに描いています。濃厚なラブシーンがたくさん出てきますが、ピュアで不器用な“うぶ”な胸キュンもたくさんある。懐かしさやあこがれの気持ちなど、共感の嵐で楽しんでいただけると思います」。自身もラブシーン初挑戦。「私こそ、ラブシーン処女なんですよ。いまだにお父さんには言えていません」と笑顔で語り「一皮むけるぞという覚悟を決めたので、こじらせ凛子さんを精いっぱい演じたい」。

一方の戸塚も、地上波恋愛ドラマ初主演となる。「少年マンガという真逆のカルチャーで育ってきた僕が、少女マンガのこういう役をやらせていただけるとは。ファーストにしてラストかも、と思ってむちゃくちゃ取り組んでいます」と笑顔でやりがいを語る。「僕はかっこいい女性が好きなので、凛子さんはヒーローであり魅力的」とし「刺激的な描写もありますが、対極のうぶさ、ピュアさもある。デンジャラスとキュンキュンの行ったり来たりを楽しんでほしい」という。

◆高田夏帆(たかだ・かほ)1996年(平8)5月31日、東京都生まれ。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16年)、テレビ朝日系「仮面ライダービルド」(17年)のヒロイン役などで注目を集め、来春の朝ドラ「ちむどんどん」への出演も控える。

◆戸塚祥太(とつか・しょうた)1986年(昭61)11月13日、東京都生まれ。08年、ジャニーズ事務所の5人組グループ、A.B.C-Zのメンバーに。12年DVDデビュー。テレビ、映画のほか「寝盗られ宗介」「恋するハートヴァンパイア」など舞台主演多数。