女優とよた真帆(54)が22日、都内で行われた「川島なお美動物愛護賞」(エンジン01動物愛護委員会、湯川れい子委員長)授与式に出席し、作家片野ゆか氏らとともに「エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ」賞を授与された。

今年で5回目を迎えた同賞は、動物愛護委員会で長きにわたり活動を行った故・川島なお美さんの思いを継承するため、17年に設立。犬猫愛護活動に寄与する個人や団体に贈られる。

とよたは、有明のミニチュアテーマパーク「スモールワールズTOKYO」の保護犬・保護猫支援活動ユニット事務局長を務めており、勉強会や譲渡会の開催など熱心な活動を続けている。「小さな1歩から始まったが少しずつ輪が広がってきた」と笑顔。最近では「後輩の女優が事務所を説得して参加してくれた」といい「(会に参加して)楽しく会話するだけで保護活動の1歩を踏み出している。小さな1歩でも渦のように大きな力になっていくので、少しでも踏み出してくれたら」と呼び掛けた。

川島さんの夫でシェフの鎧塚俊彦氏も出席。「私にとって女房は一番の恩人。彼女が何をやりたいか考えて活動してきました。みなさんのご協力があってここまでやってこれた。女房も本当に喜んでいると思います」と感謝した。

「エンジン01動物愛護・川島なお美賞」は鳥取県動物愛護センターが受賞した。